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2010/07/01

子宮頸がん

毎日暑いですね。

ところで、先日29日の勉強会の内容が「子宮頸がん」についてでした。

耳慣れない言葉ですが、最近、医療現場で話題になっているのが

子宮頸がんワクチンです。

興味のある方は、続きをどうぞ。

子宮がんには、「子宮頸がん」と「子宮体がん」の2種類があり、子宮頸がんは、20代30代の女性では一番多いがんなのです。

子宮頸がんは、子宮の入り口付近にできるがんのことで、30代が発症のピーク。

子宮体がんは、子宮の奥に発生するがんのことで、50代で肥満体系の方に多い。

詳しいことは、こちらにも載っています。

子宮頸がんという病気は、大体が「HPVウィルス」感染によるものなのですが

HPVウィルス感染を引き起こすきっかけが

性行為、妊娠によるものとされています。

HPVウィルスとは、ヒトパピローマウィルスの略称で、皮膚や粘膜に存在するごくありふれたウィルスです。100種類以上ある中で、子宮頸がんの原因となるのは、15種類ほどで、発がん性HPVと呼ばれます。

発がん性HPVは主に性交渉によって感染します。

ここ数年で子宮がんの患者さんは急増しています。

そのわけは、検診が義務ではなくなったことと

最悪の状態になるまで無症状だということ。

前がん病変や子宮頸がんの初期は自覚症状がないために検診で見つかることも少なくありません。進行するにつれさまざまな症状が現れます。

ごく初期に発見できれば、多くの場合、子宮を温存することが出来ますが、進行すると子宮全体の摘出などの手術や放射線や薬を使った治療も必要となり妊娠や出産に影響を及ぼします。

進行した子宮頸がんの症状〜

・性交後出血

・おりものの異常(茶褐色、黒褐色のおりものが増えるなど)

・不正出血(月経時以外の出血)

・下腹部や腰の痛み

性交経験がある女性の約80%が一生に一度は、発がん性HPVウィルスに感染するといわれています。

ただし、発がん性HPVに感染しても90%以上は、体内から自然に排除されるため一過性です。排除されなかった一部のウィルスの感染が長期間続くと子宮頸部の細胞が異常な形態を示すようになり、がん化する、といわれています。

しかし、HPVは一度排除されても何度でも感染するため、定期的に検診をうけるなどして早期発見に努めることが大切となります。

20代30代の女性に

多く発症する子宮頸がん、しかも年間6000人ほどの人がこの病気で亡くなっている、という話を聞くと、受けに行こう、と思いました。

子宮頸がんは、ワクチン接種と定期的な検診によって予防できます。

ワクチン接種のみでは、子宮頸がんの発症を完全に予防することは出来ないので、検診を行うことで予防する必要があります。

発がん性HPVの中でもHPV16型、HPV18型の2種類はその他の発がん性HPVに比べて特に子宮頸がんになりやすく、20〜30代の子宮頸がん患者さんから高い頻度で発見されています。

この2種類は、発がん性HPVの60%を占めています。

子宮頸がん予防ワクチンを接種することで、この2種類の感染をほぼ100%防ぐことが出来ます。このワクチンでは、海外ではすでに10カ国以上で接種されています。

子宮頸がん検診は、各自治体では20歳以上の女性に対し子宮頸がん検診を実施しています。このほか職場でも重牛院本人や配偶者を対象に実施している場合があり、産婦人科においても個人負担で受けることも出来ます。

詳細は各自治体や医療機関にお問い合わせください。

また、こちらでも医療機関検索が出来ます。

子宮頸がんは、ワクチンの接種と定期的な検診で予防することが出来るがんです。

子宮頸がん予防ワクチンは、HPV16型、HPV18型の2つの発がん性HPVの感染を防ぐことが出来ます。しかし全ての方の発がん性HPVの感染を防ぐものではありません。

接種前に発症している子宮頸がんや前がん病変の進行をワクチンによって遅らせたり治すことも出来ません。

これらの異常を見逃さないためにワクチンを接種したあとも定期的な子宮頸がん検診の受診が必要です。

子宮頸がん予防ワクチンについて・・・くわしくはこちらまで。

①子宮頸がん予防ワクチンは、腕の筋肉に接種します。

②子宮頸がん予防ワクチンは、半年間に3回接種します。

 初回接種して、1ヵ月後に2回目。初回接種後半年後に3回目を接種。3回接種することで十分な効果を得られるため最後まで接種することも大切。

③ 接種後の症状について

 ワクチンを接種したあとに注射した部分が腫れたり傷むことがあります。このような痛みや腫れは、体内でウィルス感染にたいして防御する仕組みが働くため起こりますが、通常数日間程度で治ります。

詳しくは、こちらまで。

子宮頸がんQ&Aは、こちらまで。

覚えておくこと。

子宮頸がんは、全ての女性に起こりうる病気ということ。

子宮頸がんを防ぐのに早すぎることはないということ。

子宮頸がんは、立ち向かうことのできる病気ということ。

知らないことが多かったけど、とてもとてもためになる勉強会でした。

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